施工実績

回転機工事:
回転機器整備・メンテナンス

福岡県2025年

テスト工事2

施工にあたっては、放射線透過試験および浸透探傷試験による溶接部の非破壊検査を全数実施し、社内基準および発注者様の仕様を満たしていることを確認したうえで次工程に進める体制をとりました。試運転前には水圧試験を行い、規定圧力での保持時間中に漏れや圧力降下がないことを確認しております。あわせて、更新した配管ラインの支持金物についても、稼働時の振動や熱伸縮を考慮した位置・仕様に見直しを行い、既設の支持間隔が広すぎた箇所には支持点を追加いたしました。作業完了後は、使用した工具・資材の数量を照合し、配管ピット内に置き忘れがないことを複数名で確認したうえで復旧作業に移っております。今回の更新により、腐食が進行していた区間の漏えいリスクが大幅に低減され、次回定期点検までの安定稼働に貢献できたものと考えております。ご担当者様からは、稼働を止められない制約の多い現場において工程どおりに完工できたことについて、高い評価をいただきました。工事完了後には、更新範囲・使用材料・各種検査結果をまとめた完成図書を作成し、今後の維持管理にお役立ていただけるよう納品いたしております。今回の対応をきっかけに、他の区間についても順次更新を検討したいというお話をいただいており、設備全体の長期保全計画についても継続してご相談を承ってまいりたいと考えております。今後も同様の更新需要が見込まれるとのことで、引き続き設備の状態把握と改修計画のご相談を承ってまいりたいと考えております。竣工検査の際には発注者様の保全部門にも立ち会っていただき、支持金物の追加箇所や今後の点検ポイントについて現地で直接ご説明する機会を設けました。今回のように稼働中設備での工事経験を重ねることで、今後さらに難易度の高い更新工事にも対応できる体制を社内に蓄積してまいりたいと考えております。今回の一連の対応を通じて得られた知見は社内でも共有し、他の類似案件における施工計画の精度向上にも役立てております。今後も稼働中プラントならではの制約に対応できる技術力の維持・向上に努めてまいります。